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Webデザインvsグラフィックデザイン、違いはなに?


ウェブデザインとは、パソコンやスマートフォンなど電子機器において表示されるレイアウトやデザインを決めることです。一般的にホームページやウェブページ、ランディングページなどのデザインは全てウェブデザインと呼ばれています。一方でグラフィックデザインはポスターやチラシ、パンフレットなど紙媒体に表示されるレイアウトやデザインを決定します。両者の大きな違いは媒体にあり、前者は電子機器上で閲覧するものですが後者は紙媒体で閲覧することになります。

ホームページなどを作る際には、デザインの基礎知識だけでなく端末によって表示を整えてレイアウトが崩れないようにしなければなりません。インターネットはパソコンやスマートフォン、タブレットなどでアクセスできます。使用されるウェブブラウザにも様々なものがあるため、様々な端末やブラウザに対応することが求められます。パソコンだけでなくスマートフォンなどにも対応可能なデザイン手法は、一般的にレスポンシブ・デザインと呼ばれています。この手法を利用するには、前提としてHTMLやCSSなどホームページを表示するための知識を学ばなければなりません。最近ではホームページなどを作るためにJavascriptの知識が必須になっています。Javascriptはサイトに動きをつけてより豊かな表現をするためのプログラミング言語です。ホームページなど電子機器上で表示されるレイアウトなどを決定するためには、デザインに関する知識だけでなくプログラミンの知識も求められます。 

グラフィックデザインは主に平面上に表示される文字や画像、配色などを利用して情報やメッセージを伝達する役割を果たします。ポスターやチラシ、パンフレットなどの他にも雑誌や新聞の広告など様々なものがあります。商品のパッケージデザインやロゴマークなども一種のグラフィックデザインです。ただし最近ではメディアが多様化しており、平面的な媒体表現を超えたものとして捉えられるようになってきています。ウェブデザインにおける写真や文字、配置や配色のほかにアイコン設計などもグラフィックデザインに含まれます。 

グラフィックデザインを行うために建築士のような国家資格は必要ありません。そのためクリエイターによって知識や技術、センスなどにも違いが見られます。近年ではパソコンが普及したことで個人でも優れた作品を制作できるようになっており、未経験から初めてプロとして活躍している人もいます。


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