AKの暑中見舞い


すべてのWeb開発者が持つべき5つの基本的なスキル


Web開発者が持っているべきスキルというものはいくつかありますが、まずはとりあえず情報リテラシーでしょう。どんなに優れた開発者だとしても、情報を外部にもらしたり、自分の利益のために人を騙すような人では会社では使っていけません。

技術的な面で言うと、作業者にならずに創造的なところを持つ点です。結局誰がやっても同じ作業になったり、スピードの違いこそあれどこにでもある物が出来上がるのを喜ぶ人はあまりいません。創造的な考えを持って初めからディテールを組み上げていく事が、コンピューターを使うとはいえもの作りをする人には重視される素養と言えるでしょう。

3つ目で言うとコミュニケーション能力です。こういったパソコンに向き合う仕事では、コミュニケーション能力が低くても出来ると言われますがそれは使われる側のみの話です。ちょっとでも大きなプロジェクトになるとチームになりますし、横の情報の流れは当然会話も必要になるので、他者と壁を作っていたのではそれだけでスキルが足りないと判断されても仕方ないのです。

飛ぶ抜けて才能のある人を使う場合、その人のコミュニケーション能力が著しく低くても使える可能性もありますが、それはチームメンバーに理解力があり、さらにリーダーが通常より多くの気を回してなんとか成り立つものと言えます。これ以外になるとそれこそ個人での仕事という話になりますが、個人の仕事となるとWeb製作だけでなくそれこそ営業もしなければならないのでコミュニケーション能力の低い人には、なかなか現実的とは言えないでしょう。

そしてたまに会社から求められるのが、経営管理論です。つまり会社側の目線で物事を考えろということで、それが出来れば凄いですが使われる立場でそこまで考えるのはなかなか大変なものです。あまりにも育ちすぎるとこの会社で頑張るより自分の会社を立ち上げた方が儲かるのではないか、と考えてしまうので諸刃の剣なところもあります。

最後に大事なのは、Web業界における情報収集能力です。ドッグイヤーと呼ばれるように他の業界と比べて技術の進歩が早く、当たり前の様に毎日最新情報を追っていなければ付いていけなくなります。それを苦とせず、むしろ楽しんで情報収集するぐらいのスキルが、Web開発者には求められていると言えるでしょう。新しいパソコンのガジェットなどの情報をいつも雑誌を読んで追い掛けているぐらいがちょうどいいのです。

 


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